IPv6、NGN、マルチプレフィックス、タイムリミットか
NGNとIPv6の「マルチプレフィックス問題」がようやく解決へ?
総務省が「パブリックコメントの結果発表と再意見の募集」を出した6/30あたりから、関連ニュースが目立つようになってきました。
マルチプレフィックス
→ IPv6、NGNの双方を使うユーザーに対し、それぞれからIPv6アドレスが割り当てられ、正しくルーティングできなくなる問題。例えば、手元のPCが送信元として、NGNのプレフィックスを使った場合、IPv6インターネットのサーバーとは通信不可になる。
解決策は、「トンネル方式」と「ネイティブ方式」。トンネルは、(現状はない)アダプタを介して、PC~NGN~IPv6プロバイダーをPPPoEでつなぐ。ネイティブは、PC~NGN~接続事業者~プロバイダーの方式。ユーザーからは、アダプタが不要で、NGNだけを見ていればいいネイティブがシンプルに見えます。
詳細は総務省やIPv6関連サイトにありますが、「そもそも論」がまだ残っていますね。マルチプレフィックスは、NGN + プロバイダーのIPv6化が並走すれば、当然、起こりうる。分かっていたこと。ネイティブに収斂していくとしたら、NGN事業者がプロバイダー機能を持つことも可能、です。制度、技術でどう線引きするか。
そもそも、IPv6 ←→ NGN。インターネットはコンピュータ屋さん、NGNは通信屋さん。IPが広まったいま、通信屋さんは「ご苦労さま。IPのいいところを継承して、あとは私たちがやるから任せなさいね」。もう交換機は作らないし、NGNはやむなき選択なんだから、こっちも必死……って、これは極端としても、すり合わせが早急に感ずる。
先週、都内の某メーカーでレクチャーの折、「NGNはISDNのときのような規格のズレはないのか」との質問をいただいたことを思い出しました。いまでは知る人が少なくなった、ISDNの日本仕様と米国、欧州仕様の違い。YインターフェースとIインターフェース(懐かしい……)。
実用化を急ぎYに走ったため、より高度なIとは方式に差が生じ、その後、後年のADSLで使うことになる周波数ともガツンとぶつかった。もちろん、後者は結果論ですが、後からやって来た方(現状の問題ではどっちだろ?)が、十分に配慮することは当然なのです。
| 固定リンク
「ネットワーク」カテゴリの記事
- アメリカの技術動向調査に圧倒される。OpenFlowにも言及が(2010.02.09)
- IPv4アドレス、「9%を切る」→「10%切る」が正しい(2010.01.26)
- IPv4アドレス、10%を切る。しかし、まだまだ慌てない、慌てない(2010.01.25)
- 光通信技術展、2次元の情報と3次元情報、違いは大きい(2010.01.22)
- 23年前の日経コミュニケーション、特集「1990年の通信」(2010.01.20)
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 迷惑メール大賞、迷惑トラックバック大賞に推薦しようか(2010.02.04)
- Skype、組み合わせの妙、驚嘆の技術もある(2010.01.28)
- IE8.0とNorton Internet Securityの相性は良くない(2009.12.27)
- Google、今度はDNSの開発もはじめた(2009.12.08)
- 今シーズン、はじめて仕事部屋の暖房をオンにしたら(2009.11.28)
「ビジネス」カテゴリの記事
- 広報セクション、スタッフの力は二極化って本当か?(2010.02.10)
- アメリカの技術動向調査に圧倒される。OpenFlowにも言及が(2010.02.09)
- 私は、この2つで、風邪をひかなくなった(2010.02.08)
- 横綱、NTT、いちばんやってはいけないことか?(2010.02.05)
- 迷惑メール大賞、迷惑トラックバック大賞に推薦しようか(2010.02.04)

コメント